塗装で使用する塗料の種類と役割について紹介


こんにちは。神奈川県横浜市旭区 緑区を中心に、外壁塗装を行っているヨコハマリノベーション株式会社です。

外観やメンテナンスのために行う塗装ですが、塗料にはさまざまな効能を持つものもあります。

素材や環境によってその塗料も使い分けるのが基本です。

そこで今回は、塗装で使用する塗料の種類とそれぞれの役割について紹介します。

塗料の種類

塗料には以下の種類があります。

  • 錆び止め塗料
  • 防水塗料
  • 断熱塗料
  • 遮熱塗料

ネット上で調べると上記のほかにも、環境配慮型の低汚染塗料もありますが、現在主流の塗料のほとんどは低汚染となっています。

上記の種類においても、その名の通りの効果をもっているのですが、適材適所で使い分ける必要があります。

それぞれの塗料について紹介しましょう。

錆び止め塗料

錆び止めの塗料は、一般的に下塗りで使用し、その上からトップコートを塗っています。

錆び止め塗料は素材との密着度を高めることから、錆び止めとしてだけでなく、下塗りとしても活躍します。

実は錆び止め塗料といっても、一般的な錆び止めと、海の近くに位置する家や建物に使う塩害地域用の錆び止め剤があります。

沿岸沿いや海が近い地域には、少し強めの錆び止め塗料をおすすめすることもあります。

防水塗料

防水塗料にもさまざまな種類があるのですが、一般的な一軒家のベランダなどで使われるのがFRP塗料。

大手のハウスメーカーが建てる家などでは、主に塩ビシート防水とかが使われることが多いようです。

つまり、どこで防水するのかによって種類が異なります。

水を防ぐ目的は同じでも、シート上で防水するのか、塗料そのものが防水するのか。

また、塗装するものが繊維素材なのか、アスファルトなのか、など素材によっても適切な塗料が異なります。

一般的には、建売住宅によくある繊維素材であればFRP防水が使用されることが多いですが、アスファルトにはシート防水が使われたり、その他マンションの屋上やベランダでは、ウレタン塗膜防水といった塗料が使われたりもします。

断熱塗料

断熱塗料で一時期流行していたのがガイナです。

工場の屋根に塗装した際、そこで働く社員が涼しいと感じるほどの効果があります。

しかし、メリットデメリットがハッキリしてることから、今はさほど使用されなくなりました。

メリットとしては、効果を感じやすいといったことが挙げられますが、デメリットとして見た目があまり美しくないことが挙げられます。

また、次に塗り替える際に、普通の塗料をぬっても剥がれてしまうということがあり、今はあまり支持されていません。

場合によっては、断熱効果を期待してガイナを使用するよりは、いっそ屋根ごと葺き替えたほうがいいケースもあります。

遮熱塗料

個人的には、遮熱塗料がおすすめです。

それほど高額ではなく、機能性も高いことが支持されています。

「若干値段が高くてもいいから、機能性が良い方が良い」というお客様からも人気です。

弊社では希望に合わせて塗料を用意できます

弊社では、塗料に希望があればそれに合わせて塗料を準備し、塗装することもできます。

その際には事前に、気軽に相談していただければと思います。

今回、塗料の効果について紹介しましたが、塗料に対してあんまり期待せず、気持ち程度の効果と考えていただけますと幸いです。