外壁や屋根塗装する際の塗料について考えたことはありませんか?
塗料には、耐久性が高いものや断熱性のあるものなど、ざまざまな種類のものがあります。
そこで今回は、外壁・屋根塗料の種類について、簡単に説明しましょう。
外壁・屋根塗装する塗料は大きく分けて3つ
外壁・屋根塗装する塗料は大きく分けて以下の3つが主流です。
- ウレタン塗料
- シリコン塗料
- フッ素塗料
上記塗料はメーカーによってさまざまなものがありますが、メーカーによる大差はありません。
それぞれの塗料について紹介します。
ウレタン塗料
【ウレタン塗料の特徴】
- リーズナブルな価格帯
- やや弾力がある
- 耐久性は高くない
ウレタン塗料は、ウレタン系樹脂(ポリウレタン)をメインとする塗料です。
樹脂の中でも密着度と柔軟性が高いので、木材にも塗りやすく、クラック(ひび割れ)が入りやすいような外壁に適しています。
硬化剤などを合わせて使うことで、さまざまな性質を持たせることができるのが特徴です。
シリコン塗料
【シリコン塗料の特徴】
- 現在、主流の塗料
- コストパフォーマンスが高い
- 耐久性に優れている
シリコン塗料は、外壁塗料で人気が高く、最も主流の塗料です。
汚れが付きにくく、紫外線にも強いのが特徴。
また、性能やカラーが豊富な点も支持されています。
フッ素塗料
【フッ素塗料の特徴】
- 高い耐久性を持つ
- 値段が高い
フッ素塗料は、合成樹脂が主成分で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料です。
どの塗料よりも高額にはなりますが、20年もの耐久性が見込めるなどといった性能はその分優れています。
大型の建物や橋などに使われることが多い塗料です。
塗料には1液型・2液型がある
1液型・2液型とは、塗料が「1つの缶の液体だけで塗料として使うもの」であるか、「2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗料として使うもの」であるかに分けられます。
1液型は、1つの塗料缶で、水やシンナーを入れて薄めて壁に塗ります。
2液型は、2つの塗料缶があり、主材(塗料)と硬化剤に分かれています。
主材(塗料)と硬化剤を混ぜ合わせて塗料になり、混ぜ合わせたときに硬化反応を起こして固まり、強固な塗膜ができるのです。
弊社ヨコハマリノベーションでは、主に2液を利用して外壁塗装を行っています。
屋根塗装は素材によって異なる!アスベストに注意
近年ではスレート屋根が多いですが、2004年より前に建てられた家でスレート屋根材である場合、大半はアスベストが含有されています。
スレート屋根をメンテナンスする際は、塗装が一番手軽な方法ではありますが、アスベストが含まれる場合は注意が必要です。
塗装すること自体に問題はないのですが、高圧洗浄機で屋根を綺麗にする際、スレート屋根の表面を削ってしまうことがあり、そのときにアスベストが一緒に飛散してしまう可能性があります。
作業者だけでなく、近所などにも危険が及ぶことがあるため、慎重な判断が必要です。
また、屋根材によっては塗れない塗料もあるため、希望の塗料を申し出ても、対応できない場合があることを知っておきましょう。
外壁・屋根塗装はヨコハマリノベーションで
外壁や屋根塗装の際の塗料は、素材によって正しく判断する必要があります。
弊社の場合、アスベストの確認はもちろん、塗料にもこだわって外壁・屋根塗装をさせていただきます。
ぜひ、外壁・屋根塗装の際は、ヨコハマリノベーションにご相談ください。